ボトックス注射の基礎知識

ボトックス注射とわきが

ボトックス注射はお肌のシワだけに効果があるわけではありません。
実は多汗症・わきがの治療でも使用されているのです。多汗症・わきがは、レーザー治療やアポクリン汗腺除去手術、超音波治療などがありますが、ボトックス注射によっても治療でも可能です。
まず、多汗症とわきがの違いはご存知でしょうか。多汗症もわきがも汗が原因となる症状とい点は同じですが、汗が分泌される汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類あります。
エクリン汗腺は皮膚の浅い部分にあり、成分のほとんどが水分のため特に臭いはありません。
多汗症の原因はこのエクリン汗腺によるものです。一方、アポクリン腺は皮膚の深い部分で体毛に直接繋って、毛穴から汗を出しています。
そのため、体毛の多い部位であるワキの下などにはアポクリン腺もたくさんあり、粘性の強い汗を分泌しています。
アポクリン腺から出る分泌液が細菌によって分解されるとワキガ特有の臭いとなってしまいます。
ボトックス注射は、多汗症・わきがの気になる箇所に注射・注入することで、発汗作用を行う筋肉の働きを抑え、汗腺からでる汗の量を抑制させる働きをします。
多汗症・わきがのボトックス治療は、両わき、両手のひら、両足のうら、それぞれ10分~15分程度となっています。
ダウンタイムもほとんどなく、施術当日から日常生活を行うことができるのも特徴の1つです。効果は通常3ヶ月~1年程度で、効果を持続するためには継続的なボトックス注射が必要になりますが、2回目以降はより効果が持続しやすくなるといわれています。